コード認識アップデート:押さえ方を選べる、ワンタップでポジション移動|Muse Forge

コードが分かったあと、たいてい次に出てくる疑問はこれです。この F、どの押さえ方で弾けばいい?
ネットのコード譜が教えてくれるのはコードネームと、よくても図が一つ。けれど実際に弾く人なら知っているとおり、同じコードにも押さえ方はいくつもあります。Aメロはオープンコードで近く温かく、サビはまとめて高いポジションへ移すと、そこで音が開く。これは設定ではなくアレンジです。
今回のアップデートは、その判断をあなたの手に戻します。
今回のアップデート内容
追加は三つ。コードごとに押さえ方を選べるようになり、「低・中・高」の三つのボタンで以降をまとめて別ポジションへ移せ、調整したアレンジは自動保存されます。共有リンクにもあなたの版がそのまま反映されます。ギターとウクレレの両方で使えます。
なぜ押さえ方を選べる必要があるのか
コードネームは押さえ方一つを意味しないからです。C は 1 フレット付近に一つ、3 フレット、5 フレット、8 フレットにもそれぞれあります。同じ C でも、位置が変われば音色も音域も変わります。
これまでのコード認識は、コードごとに一番押さえやすい図を一つだけ表示していました。始めたばかりの人にはちょうどよくても、「このサビはもっと明るく鳴らしたい」と思った瞬間、選択肢がありませんでした。
追加された三つの機能
1. コードごとに、弾きたい押さえ方を選ぶ
コード図の下に切り替え用の矢印が追加されました。中央には「今が何番目/全部で何種類か」が出ます——よく使うコードならたいてい三〜四種類。選んだ形に図が描き換わり、何フレットから押さえるかも表示されます。キーボードの左右キーでも操作できます。
大事なのは適用範囲です。選んだ押さえ方はその位置から後ろ、同じコードが出てくるたびに適用されます。ですから「AメロのFはオープン、サビのFは別の形」を一つずつ直す必要はありません。サビの最初のFで一度切り替えるだけ。あとからAメロを直しても、サビの設定はそのまま残ります。
切り替えの横にある ⓘ で適用範囲を確認できます。マウスなら乗せるだけ、スマホならタップで開きます。
2. 低・中・高:ワンタップで以降をまとめて移動
切り替えの左に、低・中・高の三つのボタンがあります。押すと、画面に出ているコードから後ろが、すべてそのポジションに移ります。「サビはここから、明るく」がワンタップです。
この三つは、ギタリストが普段使っているポジションの考え方(CAGED)に対応しています。低は教わったとおりのオープンコード、中は 5 フレットのポジション(G フォーム)、高は 8 フレット(E フォーム)。元に戻したいときは「低」を押します。
手前で設定した区間はそのままです。Aメロは一つの形、サビは別の形、それぞれ残ります。

3. 調整したアレンジは自動保存
以前は押さえ方を調整しても、ページを再読み込みすれば消えていました。今は保存ボタンを押す必要がありません。変更はそのまま今回の認識結果に保存され、次に開いたときも同じ状態です。「保存しました」を出し続けて邪魔することもなく、保存に時間がかかったときと失敗したときだけ知らせます。
そしてもう一つ実用的なのがこれです。共有すると、相手が開くのはあなたが調整した版で、初期状態ではありません。レッスン、バンドでのコード合わせ、友だちに送って弾いてもらうとき、「あの押さえ方に切り替えてね」の一言が要らなくなります。
使い方:3 ステップ
ステップ 1:曲のコードを取る
コード認識のページで音源をアップロードするか、YouTube のリンクを貼ります。MP3・WAV・FLAC・OGG・AAC・M4A・OPUS・WebM に対応、1 ファイル 100 MB まで、長さは 20 分まで。所要時間は約 1〜2 分です。
他者の楽曲をアップロードする前に、その音源を利用する正当な権利を持っているかご確認ください。
ステップ 2:ダイナミック表示でコード図の下を見る
再生すると「現在/次」のカードが音楽に合わせて進みます(結果ページはダイナミック表示で開きます)。今回追加された列はコード図のすぐ下、左の三つがポジション、右が押さえ方の切り替えです。
ステップ 3:切り替えて、そのまま弾く
変えたいところで押すだけです。そこから後ろに適用され、あとは自動で保存されます。次に開いても、リンクを共有しても、この状態のままです。
こんな人に効きます
- ギタリスト:同じ曲のAメロとサビで音色に差をつけたいとき、ポジションを調べ直さなくて済みます
- ウクレレ:同じように押さえ方を切り替えて、手になじむ形を探せます
- 教える人:教えたい版にアレンジしてリンクを共有すれば、生徒が開くのも同じ版です
- CAGED を練習中の人:低・中・高がちょうど三つの代表的なポジションに当たるので、一曲を三か所で弾く実践的な練習になります
追加料金はかかりますか
かかりません。押さえ方の切り替え・ポジション・自動保存はコード認識に含まれ、無料プランで取ったコードでも調整できます。コード認識そのものは、AI 音楽生成・音源分離と共有の月間秒数を使います。よく使う場合は Starter(月額 NT$79)や Creator(月額 NT$199)で月の秒数を増やせます。
コードのあとにできること
同じ Muse Forge のアカウントで、音源分離を使ってボーカルを消したクリーンな伴奏を作ったり、PopPianoAI で同じ曲を弾けるピアノ版にしたりできます。PopPianoAI は完全無料です。ファイルを持ち歩く必要も、アカウントを切り替える必要もありません。
この機能がはじめてなら、まず「AI耳コピでコード自動採譜:ギター・ウクレレの押さえ方つき」をご覧ください。コードの調べ方を比べたい方は「曲のコードの調べ方3つを比較」へ。
少し弾き飽きたあの曲を開いて、別のポジションでもう一度弾いてみてください。
よくある質問
コード認識で押さえ方を変えられますか?
変えられます。コード図の下の切り替えで別の押さえ方に移れます——よく使うコードならたいてい三〜四種類です。選んだ押さえ方はその位置から後ろ、同じコードが出るたびに適用されます。
押さえ方を変えると曲全体が変わりますか?
変わるのは切り替えた位置から後ろだけです。手前で設定した区間は上書きされないので、Aメロとサビで別の押さえ方にできますし、あとからAメロを直してもサビの設定は残ります。
「低・中・高」のポジションとは何ですか?
ギタリストになじみのある CAGED のポジションに対応しています。低は教わったとおりのオープンコード、中は 5 フレット(G フォーム)、高は 8 フレット(E フォーム)です。押すと、画面に出ているコードから後ろがそのポジションに移ります。
調整した押さえ方は保存されますか?
保存されます。保存ボタンを押す必要はありません。変更は自動で今回の認識結果に保存され、次に開いても同じ状態です。共有リンクを送れば、相手にもあなたの版が表示されます。
ウクレレでも押さえ方を変えられますか?
変えられます。ウクレレのタブに切り替えれば、押さえ方の切り替えもポジションのボタンもギターと同じように使えます。